園長先生からごあいさつ

山手幼稚園は、大正3年（1914）に西本願寺の別院・光尊寺の敷地内に開園しました。
神戸北野の地に100年以上の長きに渡り子どもたちと共にあります。
現在の園児数はおよそ80人で、1学年に1クラス制という、目の行き届いた保育を行っています。仏教を基軸にした「思いやりの心」を育む指導方針で、子どもたちをのびのびと保育しています。年長組に年少組の世話の一部を任せるなど、体験を通して、人への優しさ、他人を思いやる心を学んでいます。保育過程を終えて卒園していく児童には、優しい子どもが多いですね。その他、体操やリトミック、ヒップホップダンスなども、専任の講師にお越しいただき、にぎやかに、楽しみながら園児たちが興味をもってもらえるような保育を行っています。
また、子どもたちにあいさつや生活習慣に関する教育にも力を入れています。周辺施設の見学、高校生との地域交流などの課外活動も行い、子どもが様々な体験をできるようにしています。
現在では小さな幼稚園である事で教師たちは全クラスの園児に目を向け、関わりをもつことを大切にしています。
少人数である事で、色んな事を経験する機会を多くもたせてあげたいと様々な企画を毎年考えています。子どもたちや保護者の方だけではなく、おじい様、おばあ様、皆さんが笑顔になる幼稚園でありたいと思っております。

山手幼稚園園長　西川 里美